この視覚障害、正式名を「非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)」(長い……)と呼ばれ、視神経に栄養を送る血管がつまるために起こります。目のかすみ、視力低下などといった症状が生じて、失明の可能性もあるとか。高齢者に多く、今までにも糖尿病や心臓疾患、はたまた睡眠障害などといった病気との因果関係も指摘されてきました。痛みもなく突然症状が出てくるそうで、特に朝目覚めて視覚に異常を感じることが多いそうです。
さて調査を終えたファイザー社のコメントですが、バイアグラと障害のリスクは関連性を証明できないとのこと。FDAの調査でも同様の結果が出ているので、今回の騒動はこれで鎮静化しそうな雰囲気ですね。とりあえず、同薬を使用していj性患者の方々には朗報だといえましょう。
ちなみにファイザー社の公式サイトによると、バイアグラの服用で起こりうる副作用、および注意事項は次の通り。
「頭痛、顔のほてり、腹痛、かすみ目の他、勃起した状態が長時間(6時間以上)続いた場合は、すぐに医療機関に連絡すること」
だそうです。6時間も効果が持続すると医者に行けだの言う前に、単純に日常生活に支障が出て困るんじゃないかと思うのは、間違いでしょうかね……。ウォール真木は女だから判んないです(笑)。