名前からすると、「昔のパンツ」というイメージなりが、そう、これ。実はふんどしのこと。にわか信じがたい話なりが、さまざまな色や柄を揃えたふんどしを「クラシックパンツ」として売り出している三越銀座店では、それこそ飛ぶように、爆発的な売れ行きを見せているというなりよ。今年4月13日に放送されたフジテレビ系の「トリビアの泉」で取り上げられたことがきっかけのようなりが、ふんどしまで売れるようになるとは、「トリビアの泉」の影響力たるや、恐ろしいものがあるなりね……。
「トリビアの泉」では、次のように取り上げられたようなり。
「銀座三越ではふんどしに高級感を持たせるために『クラッシックパンツ』として売っている」(66へぇ)
そのまんまなりが、この放送があった後、それまで三越銀座店で年間100枚程度しか売れていなかった「クラシックパンツ」が、4月だけで440枚を販売。1日に70枚も売れたこともあったというなり。5月に入ってもその人気は衰えず、なんと4月の倍近い800枚超を販売したのだとか。三越のバイヤーも「売り場を縮小しようと思っていた矢先にこんなに売れるとは」と驚いているというなりよ。
コ○助は現代っ子なので、ふんどしの装着経験は無し。よくお祭りでふんどし姿の男たちをテレビで見ることはあるなりが、コ○助の地元にはそういう男らしいお祭りも無いので、生でふんどし姿の男を見たのは後にも先にも小・中学時代の遠泳の時だけなりかねぇ。遠泳のために訪れた千葉県富浦で、同じく遠泳に来ていた巣鴨中学の生徒たちがはいているのを目撃して以来、「生ふんどし」は見たことすら無いかもしれないなり。それだけに、今、ふんどしに流行の兆しが見えているという事実が受け入れられないなりよ(笑)。
販路が狭いため、まだ局地的なブームなのは確かなりが、果たしてこれは一過性のブームなのか。それとも本当にふんどしの価値が再評価され、大きなうねりとなっていくのか。今後しばらくはふんどし、いや、「クラシックパンツ」の動向に注目して下さいませ。