もちろん、その中でそれなりの視聴率を得たのはほんの一握り。でも製作者側にしてみれば、素人を使うこの手の番組は他と比べてもコストがかからず、ハズれたとしてもそんなに痛手にならないのがおいしい所です。なのでテレビ局としても「数打ちゃ当たる!」精神で、これからもどんどん新作を登場させて行くのではないでしょうか。
そんな中、ウォール真木が尊敬してやまないモーガン・スパーロック氏がリアリティ番組を制作すると聞いてちょっと興奮気味なのです。彼はNarinari.comでも何度か紹介した映画「スーパーサイズ・ミー」で、30日間マクドナルドの食事を食べ続けたら一体どうなるのか?と、本当にそれを実行してドキュメントした監督さん。自分の体を張って映画1本作っちゃう。そのネタ人間ぶりは筋金入りですよ、えぇえぇ(笑)。
そのスパーロック氏が手がける "30 Days" という番組は、ある人をライフスタイル、思想、宗教などがまったく違う環境に1カ月生活させたらどうかるか?というのがコンセプトです。たとえば大金持ちが貧乏に、裁判所の判事が刑務所の受刑者に、小さな町出身のキリスト教徒が大都市のイスラム教家族と生活、といったように立場をまったく逆にしちゃうらしいのです。
判事が刑務所生活……。ビジュアル的にそれだけでワクワクしちゃうじゃないですか(爆)。
"30 Days" は、ケーブルTVのFXチャンネルで6月から放映開始。今のところ6回の放送予定だそうですけど、人気が出たらもちろん追加制作されるハズ。ウォール真木も実際に観てから、またその様子をここでレポートすることにしましょう。あぁ、楽しみ。