今回のアンケートは読者1万人の投票によって行われたそうで、CNNによると結果は以下のとおり。
1 ロバート・デ・ニーロ
2 アル・パチーノ
3 ジャック・ニコルソン
4 ポール・ニューマン
5 マーロン・ブランド
6 アンソニー・ホプキンス
7 モーガン・フリーマン
8 ダスティン・ホフマン
9 クリント・イーストウッド
10 シガニー・ウィーバー
英国の雑誌なのに、英国出身俳優の最高が6位というのが面白いのだ。英国の雑誌だからアンソニー・ホプキンスが6位なのかもしれないけど。まあ、9位まではおおむね納得のいく名前が連なってるけれど、10位のシガニー・ウィーバーは…、うーん。ショーン・コネリー、ハリソン・フォード、マイケル・ダグラス、ロビン・ウィリアムス、ジョン・トラボルタ、デンゼル・ワシントン、リチャード・ギア、ロバート・レッドフォード…次々と代わりに選ばれてもよさそうな俳優の名前が即座に浮かんできてしまう。女優でもスーザン・サランドンを抑えるほど偉大なのか、疑問に思ってしまうのだ。ちなみに、5位のマーロン・ブランドは、アンケート投票中の今年7月に亡くなった。
このエンパイア誌は「20世紀最も重要な俳優」(1位ロバート・デ・ニーロ)、「21世紀に活躍が期待される俳優」(同ハーレイ・ジョエル・オスメント(笑))、「映画史上訛りの一番下手な俳優」(同ショーン・コネリー)など、さまざまなアンケートを行っている。
ぼくの大好きな俳優は、スティーブ・マックイーン、ショーン・ペン、ゲイリー・オールドマン、ジョニー・デップと並んで、今回1、2位のロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ。アル・パチーノは「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」での演技に目を奪われ、デ・ニーロは「アンタッチャブル」での髪の毛を抜いてまで役作りにこだわる迫力に圧倒された。この2人が英国人にも評価されたのはとても嬉しいことなのだ。
2人が共演し、同じ画面内に同時に映らないため別撮り疑惑が囁かれた「ヒート」は最高なのだ。その“漢(おとこ)”ぶりに思わずヨダレが…。未見の人はぜひ。