そんな東芝から新しく発表されたのが、カラー液晶を搭載し、十字型タッチセンサーを装備した新型の「gigabeat」。1.8インチHDD搭載製品としては業界初となる60GBの大容量モデルもラインナップしているなりよ。これは今年6月に東芝が発表したHDDを搭載したものなりね。次期「iPod」にも搭載されるのはほぼ確実と言われているなり。
発表された新製品の特徴を簡単にまとめておくと。
・10GB(39,800円)、20GB(44,800円)、60GB(64,800円)の3モデル
・2.2インチ、262,144色表示のTFTカラー低温ポリシリコン液晶を搭載
・十字型のタッチセンサー「プラスタッチ」を採用
・バッテリ駆動時間は約11時間
・PCとの接続はUSB 2.0に対応
・10GBと20GBモデルは11月下旬、60GBモデルは12月上旬発売予定
カラー液晶を搭載しているのは新しいし、搭載されているソフトウェアのインターフェイスの操作性も良さそうな感じはするなりが、いかんせん価格がちょっと高めなのが難。新型「gigabeat」の20GBモデル(44,800円)と「iPod」の20GBモデル(33,390円)を比較すると1万円以上も開きがあるだけに、やや割高感があるのは否めないところなりか。60GBモデルは、これだけの容量があれば完全にジュークボックス状態になるので非常に魅力的ではあるなりが、HDDオーディオプレーヤーとしては64,800円はちょっと高過ぎるなりか。やはり、これも少し価格がこなれて来るのを待つのが賢明かもしれないなりね。
価格は高めでも、使い勝手はかなり良さそうな新型「gigabeat」。この冬、お財布がホクホクの人は、ぜひ選択肢に加えてみて下さいなり。