そういう意味では、今回「人間の証明」の中の松坂慶子には、新鮮なものを感じるなり。ドラマの中では複雑な生い立ちを持ち、政治家を目指して選挙戦を戦う作家先生という役どころなりが、雰囲気は実にバッチリだと思うなりよ。堂々とした風格があって、時にふてぶてしくもある態度を松坂慶子が熱演しているなりね。セリフ回しに若干クセがあるのが気になるといえば気になるなりが、ドラマも終盤になってくると、それもまた味として楽しむことができるようになってきたなり。
「(人間の証明は)ちょうど清濁併せ持った幅広い人間を演じてみたいと思っていた時にいただいたお話なので、非常にノってやってます」
「気合を入れないとできない役なので、撮影現場に行くと、体調が整っちゃうんです」
「実は、こんな私にもちゃんとトレーナーさんがついているんですよ。それも、清原(和博)さんやK-1の曙さんと同じケビン・山崎さん」
「(娘が)興味があるのは『ポケモン』で、3回に1回ぐらいはポケモンセンターに私も一緒に行くんですよ」
また、「人間の証明」の公式ページにもインタビューが掲載されていたので、併せて紹介しておくことにするなり。
「私が演じている恭子もそういう女性で“何としても生き抜いていく”という強靭な意志を持っている大好きな役柄です」
「ただの悪者でなく、時に素敵に見える。そんな恭子を演じさせて頂いて、本当に光栄です」
「今回は、大好きな役者さんが、本当にたくさん御出演されているのですが、最終回でやっとみなさんとお会いできました」
いよいよ次回が最終回。どのようなクライマックスを迎えることになるのか、楽しみなりね。