今回カシオ計算機から発表された新機種「EXILIM EX-S100」は、そんなユーザーの声に応え、2.8倍の光学ズームを搭載した待望の製品。気になるスペックを簡単にまとめると、次のようなものなり。
・1/3.2インチの有効320万画素CCD
・世界で初めて透光性セラミックスをレンズに採用した光学2.8倍のズームレンズ
・光学ズーム付きデジタルカメラとしては世界最小
・2型のTFT液晶モニター
・9.3MBの内蔵フラッシュメモリとSDメモリーカードスロット
・幅88mm×高さ57mm×厚さ16.7mm(突起部除く、最薄部14.2mm)
スペック的には驚くような特徴は特にないなりが、やはりこの薄さに光学2.8倍ズームを詰め込んだという点がスゴイところ。現行機種の「EX-S20」のサイズ(幅83mm×高さ53mm×厚さ11.3mm)と比較すると厚さが最薄部で3mmほど厚くなっているので厳密に後継機種として受け入れ難いものがあるなりが、製品写真を見る限りでは十分に薄い感じ。ただ、重量も約78gから約113gに増加しているので、光学ズームを得た代わりに携帯性を若干失ったような機種になっているなりね。ここら辺はちょっと好みが分かれそう。
発売は9月25日から。店頭予想価格は5万円前後になるようなり。新しいデジカメを物色していた人は、ぜひチェックを。