さて、この大統領選挙前の党大会と言うやつですが、毎回どんどん派手に趣向を凝らして来ておりまして…。アメリカの政治家って本当に留まるところを知らないよな(笑)。で、今回もクライマックスにロックが流れるわ、照明は眩しいわ。さらに、CNNは趣向を凝らしてその映像と共に、会場の裏方さんのラジオ連絡を音声として流していました。会場の生の興奮度が伝わるので、なかなか聞いてて面白かったです。これは、種明かしをするとアメリカの人気深夜番組のサタデー・ナイト・ライブがやっていることのパクリなんですが、まあ良しとしましょう。
しかし、このラジオ連絡で話していた人。どうやらプロデューサーだったらしいのですが、彼の声を聞いているとどうやらトラブルがあったらしいです。党大会など一大イベントの最後のシーンのお約束、何千と言うバルーン。これが天井から上手に落ちてこずに、プロデューサーがパニクってしまい…「もっと、風船を!風船を!」と叫んでいたのですがその直後。
なんと米国で放送禁止用語であるところの「F」ワードを発してしまったのです。天下のCNNの放送網で。しかも生放送!
こちらでは、今年初めのスーパーボウルのハーフタイムでジャネット・ジャクソンが胸をポロリしてしまってから、メディアの放送禁止コードが厳しくなっている感があります。実際、過激な発言をするラジオDJが首になったりしており、社会現象化。
そんな中で、ほんの一瞬とは言え流れてしまった禁止用語。CNNは謝罪するのか、それとも「無かったこと」にしてしまうか、ちょっと見物。