「premini」は超小型の端末のため、液晶も1.3インチ、160×128ドットまで表示可能とかなり小さめなもの。メインディスプレイは2.2〜2.4インチあたりが主流の携帯電話市場の中で、かなり異色の端末といえるなり。先日発表された「506i」シリーズの「D506i」にはサブディスプレイに1.5インチの液晶が搭載されるほどなので、「premini」はそうした液晶&端末の大型化の流れに反する端末なりね。
小型化にともない、かなり機能も絞られているのも「premini」の特徴。最近の標準機能でもあるカメラは搭載しておらず、通話とメール、そしてiモードのブラウジングに特化した端末との位置づけになるようなり。最先端の高機能を搭載したFOMA、中間の「50xi」シリーズ、エントリーユーザー向けの「20xi」シリーズと完全な棲み分けをする上でも、こうした思い切った機能を絞り込んだ端末はアリなりよね。「20xi」シリーズはデザイン重視の端末をバンバン投入していく……という流れができれば、それはそれでかなり魅力的なラインナップになるのではないかと。
スペック的には以下のとおりなり。
・約90×39×19mm(高×幅×厚)のコンパクトボディ
・重量は69g
・文字入力機能に「POBox」を搭載
・一般的な携帯電話端末と同レベルの600mAhのリチウムイオンバッテリーを搭載
・本体はアルマイト処理が施されたアルミニウム製
・ボディカラーはBlackとSilver
NTTドコモユーザーのみならず、他のキャリアのユーザーでも物欲をそそりそうな「premini」。コ○助も早速「サブ携帯としてちょっと欲しいかも……」とか思い始めていたりするなり(笑)。うぅ、ソニー・エリクソン製の端末は良いなりねぇ。製品情報のサイトもかなり凝った作りになっているので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいなり。