さて、前向きに未来を見つめ始めた高橋尚子なりが、高校時代の思い出について語っているインタビュー記事が中日新聞に出ていたなり。こういった過去を振り返ったインタビュー記事をあまり見たことがなかったので、結構面白かったなりよ。ちなみに、高橋尚子は2005年7月まで中日新聞とスポンサー契約を結んでいるので、たまにこういったインタビュー記事が掲載されるかもしれないなりね。ファンの人は要チェックなり。
「(県立岐阜商業高校時代は)毎朝みんなと会うのが待ち遠しくて、学校が楽しくて楽しくて。卒業しても、ずっといたいと思えた学校でした」
「あのころの練習日誌を見ると、走り込みの日でも四・一キロしか走ってないんです。今なら練習のウオーミングアップにもならない距離ですよね」
「(学校からの帰り)夕食まで我慢できないし、行ったのはもちろん『寿がきや』のラーメンです」
「片思いがほとんどでしたけど、三年の時に年上の人と付き合ってました。これ言っていいのかわからないんですけど」
小出義雄監督と出会う前の岐阜商業高校、大阪学院大学時代の高橋尚子はほぼ無名だったと言われているなりが、高校時代の恩師によると「練習に対する意識が低かった」選手だったのだとか。ちょっと意外な気もするなりが、その後小出監督と出会って大きくマラソンに対する取り組み方も大きな変化があったようなりね。人生、出会いでガラッと変わるものなり。
高校時代に恋人がいたというエピソードは、「言っていいのかわからないんですけど」と言葉を付け加えているあたり、もしかしたらメディアでは初出の話題なのかも。まあ高校生にもなれば恋人の一人や二人いても不思議ではないなりが、「陸上一本、男は要らない」といったスポ根少女だったわけではなかったなりね(笑)。イメージを修正しておくなり。
あまり知られてない高橋尚子の高校時代を垣間見ることができるインタビューなので、ファンならずとも高橋尚子が気になる人はぜひぜひ。