発売延期が発表された4機種は以下のとおり。
・世界最小/最軽量のHDDオーディオプレーヤー「HZ-WS2000」
・防滴処理を施したアウトドア派HDDオーディオプレーヤー「HZ-DS2000」
・USBメモリを着脱できるオーディオプレーヤー「AZ-RS256」
・スポーツ時の利用を想定した、USBメモリ着脱式のオーディオプレーヤー「AZ-BS32」
(すでに発表されていた発売中止機種はヘッドフォン型のFMラジオも聞けるオーディオプレーヤー「AZ-FS256/AZ-HS256」)
発売延期の理由は、HDDオーディオプレーヤーの2機種が、当初予定していた2GBのHDDがソニーの信頼性基準を満たさないことが判明したためで、1.5GBにスペックダウンしたかたちで5月21日に発売(当初予定は4月)。USBメモリ着脱式オーディオプレーヤーの2機種に関しても「一部システムの信頼性がソニーの基準を満たしていないことが判明し、設計の見直しが必要となった」ために発売を延期。「AZ-RS256」が6月1日(当初予定は4月)、「AZ-FS256/AZ-HS256」も6月1日(当初予定は3月)に発売される予定なり。
「アイワの再生」を謳いながら、出だしでいきなり躓いてしまった今回の携帯オーディオプレーヤーの発売延期。特に名刺サイズで世界最小・最軽量のHDDオーディオプレーヤー「HZ-WS2000」への期待は高いだけに、発売延期&スペックダウンによって期待を裏切ることになってしまったのは残念なところ。ハッキリと「アイワは変わった」と感じられる製品群なだけに、今回の失敗を無駄にせずに、再生への教訓へと活かして欲しいものなり。