ニューヨークポスト紙は1面で「Fan-kaz-tic(ファンタスティックをもじった造語)」の見出しを掲げ、スポーツ面では2ページも割いて松井稼選手のプレーを分析。ニューズデイ紙は「Mr. Perfect」。デーリー・ニューズ紙は「Kazoom(松井稼選手の愛称『Kaz』と、急上昇の意味のzoomを合わせた造語)」の見出しで「松井稼のホームランでメッツに勢いが出た」と評価。とかく厳しいといわれるニューヨークメディアもこぞって賛辞を並べているなりね。開幕戦に関してば非の打ち所がなかったので、批判するところがないのだとは思うなりが。ただ、基本的には辛口なので、今後打撃不振に陥れば手のひらを返したように叩かれる、なんてことも。でもまあ、今はこの賛辞を素直に楽しんでも良さそうなりか。
松井稼選手のデビュー戦の結果は、メジャーリーガーの面々や、元同僚たちにも大きな衝撃を与えた様子。同じニューヨークでプレーする松井秀喜外野手は「本当ですか? 素晴らしいですね」と驚きを隠さず、イチロー外野手も「プレッシャーに強い選手だと思う」と松井稼選手を評価。メッツの主将ジョン・フランコ投手は「本当にスゴいヤツだ」。西武の松坂大輔投手は「見ていて感動しました」などなど。
初戦の好結果で気を良くしたのか、第2戦でもしっかりとヒットを放っている模様。オープン戦とは打ってかわって、自分の打撃が出来ているのかもしれないなりね。どうかこのまま、波に乗って良い成績を残していくことができますように。