そんな「ビアード・パパの作りたて工房」がアメリカに進出したのは3月5日のこと。アッパー・ウエスト・サイド地区に直営の「ニューヨーク76番街店」をオープン。日本ではテイクアウトの専門店として展開しているなりが、アメリカ1号店はカフェスタイルの、店内飲食が可能なスタイル。肝心要のシュー皮は日本から空輸し、ほかの素材に関しては現地で調達しているようなり。
昨年から試験販売を行い、その結果が好評だったことから出店に踏み切ったようなりが、初日には行列ができるほどの盛況だったというなりよ。確かにこういったお菓子なら、万国共通で美味しいモノは美味しいと受け入れられそうなりよね。1個1ドル25セントと手頃な値段もウケたのか、オープンから3週間が経った今も、順調に営業を続けているようなり。
ちなみに、アメリカでは「クリーム・パフ」という名称でシュークリームを販売しているなり。これは有名な話なりが、シュークリームはもともとフランスのお菓子で、その名をシュー・ア・ラ・クレームというなりね。これが日本に入ってきて、和製語のシュークリームに変化。なので、アメリカに行って「シュークリームください」と言うと「靴のクリーム」と勘違いされるというのは、よく語られるネタなりね。
「ビアード・パパの作りたて工房」を展開する「麦の穂」は、今後2年の間に、全米に50店舗展開すると意気揚々。ローカーブ・ダイエットブームの最中にあるアメリカで、どこまでシュークリームが受け入れられるのか、楽しみなりね。