ところが、Yahoo! BBはちょっと様子が違っていた模様。Yahoo! BBを運営するソフトバンクBBでは、パスワードやIDを、顧客情報のデータベースへのアクセス権限のない社員や委託業者が使い回す状態が日常化していたことが判明したというなり。捜査を進める警視庁は「権限が与えられた社員が不在時に、業務をカバーするために共有しているうちにまん延していった」と見ているようなりが、そんなのは権限を与えられた社員を常に配置しておかなかったソフトバンクBBの怠慢以外の何ものでも無いなりよね。コ○助の経験から言わせれば、「有り得ない」状態なりよ。そして、絶対に許されない状態だと思うなり。本当に憤りを通り過ぎて呆れてしまうなりねぇ……。
今回の顧客情報流出事件の捜査が進み、いろいろなことが明らかになってきているなり。例えばYahoo! BBの顧客情報データベースへのアクセス履歴の保存期間は1週間程度で、流出ルートの追跡が難航しているとか、顧客情報は「サポート要員」数千人が閲覧可能な状態だったとか。後者に関しては業務上ある程度は顧客情報へのアクセスが可能なのは理解できるなりが、容易に顧客情報を引き出せる仕組みだったというなりよ。単純に比較はできないかもしれないなりが、コ○助が勤めていた某通信キャリアでは、問い合わせのあったお客様の固有の情報しか引き出すことができなかったなりね。そういう部分だけ比べてみても、Yahoo! BBの情報管理のずさんさが現れているのではないかと。まったく、素人が運営しているわけでは無いなりから、どうしてそれくらいのこと想像できないなりかねぇ。
ソフトバンクBB側では、今回の件を先日発表した「500円金券」などで収束させようとしているなりが、果たしてそれでユーザーは納得してくれるのかどうか。少なくとも、コ○助があちらこちらで見かける怒りの声は、まったく収まる気配を見せていないように思うなり。集団訴訟を呼びかけるページも立ち上がっているようだし、まだまだ動きがありそうなりね。引き続きご注目を。