なんでも、ドラマの放送開始後から日本アイスホッケーリーグの試合に若い女性やカップル客が増え、観客数は1試合あたり約20%も伸びているのだとか。これにはリーグの事務局も「例年、優勝争いが佳境になるシーズン後半は観客は多いのですが、今年はそれ以上。ドラマの影響です」と大喜びの様子。また、観戦するだけでなく、アイスホッケーのプレーを希望する人も急増しているというなり。
アイスホッケーは日本では長年地味なスポーツとしてのイメージができてしまっているなりが、アメリカでは4大スポーツのひとつに数えられているわけだし、純粋にスポーツとして面白くないわけが無いなりよね。日本ではプロリーグではなく、あくまでも実業団なので、この不景気のなかアイスホッケー部を廃部にする企業が相次いでいるなりが、せっかく上昇してきたアイスホッケー人気。この流れを一過性のブームに終わらせてしまうかどうかは、リーグ運営母体の今後のプロモーションの仕方にかかってくるのではないかと。
ちなみに、スカパー!やケーブルテレビではよくアイスホッケーの試合を放送していて、コ○助もたまに観ているなりよ。「氷上の格闘技」などと呼ばれるように、とにかく当たりが激しくて、そこがまた面白いのは確か。惜しむらくは、いくら画面で面白いと感じても、その面白さを共有する人たちがいないこと。まあこれはかつてWWEをよく観ていたときにも感じたことなりが、その感動を伝える相手がいないと、なかなか興味の熱を持続させるのは難しいなりよね。そういう意味でも、ファン人口を増やすべく、アイスホッケー関係者にはこの機会に頑張って欲しいものなり。
しかし、日本ではアイスホッケー以前にスケート人口が少ないという現実があるので、ここら辺から改善していくことを考えると、相当険しい道のりのような気もするなり。頑張れ、スケート業界。業界? 業界というくくりで良かったなりかね(笑)。