と、まあいつも事前に語られる噂は、尾ひれがいっぱいついているものなので、そのままの製品が登場するということは少ないのが通例。なので、コ○助も「本当にそんなの登場するのかなぁ」と半ば懐疑的にMacworld Expoの開催を待っていたなりが、実際に発表されたのはiPodをさらに小型化、価格は249ドルで、5つのカラーバリエーション(シルバー、ゴールド、ピンク、ブルー、グリーン)からなる「iPod mini」だったなり。ちょっと微妙。
何が微妙かと言えば、一番微妙なのはその価格。通常のiPodの最も安いモデルは、「iPod mini」の発表に伴ってHDDが増量され、価格が下がって31,800円(15GBモデル)。「iPod mini」との価格は恐らくレートを考えると3万円近くなると思われるだけに、たった1,000〜2,000円程度の価格差で、容量差が11GBもあるのはいかがなものかな、と。もちろん「iPod mini」は小型化されていてより持ち運びやすいとか、色が選べて良いといった利点もあるなりが、現行のiPodがデザインが悪いわけでも、それほど大きいというわけでも無いので、果たして「iPod mini」がどこまで受け入れられるのか、という疑問が湧いてしまうなりね。まあそうは言ってもそこそこ売れるとは思うなりが、でも最初のiPodのヒットのような売れ行きは無さそうな気も。
コ○助的には、やっぱり31,800円という価格と、これまでずっと「いいなぁ」と憧れを持っていた現行のiPodの15GBモデルに魅かれるところ。15GBもあれば、普通に携帯オーディオプレーヤーとして使っているだけなら不満はない容量のはずだし、20GBモデル(42,800円)の価格と比較してみても、一番バランスが良くて買いやすいモデルになっていると思うなり。年も明けて気分一新、いろいろと身の回りのモノを刷新したい季節なだけに、コ○助の手が動きそうな予感なり(笑)。