井口選手は1996年ドラフト1位でダイエーに入団。アマ時代には青山学院大学1年生のときに日米大学野球選手権の日本代表としてアメリカに遠征したのを皮切りに、大学2年生のときには同じくアメリカで開催されたジュニア選手権に東都選抜代表として出場。大学3年生のときには日米大学野球選手権、ユニバーシアード競技大会、アジア野球選手権大会兼アトランタ・オリンピックアジア地区予選に日本代表として参加。大学4年生のときにはアトランタオリンピック(銀メダル)。ダイエー入りした後も2001年の野球W杯に参加するなど、とにもかくにも国際経験が豊か。そういった環境でプレーをしてきた井口選手が、海外に目が行くのはごくごく自然なことなりね。
ダイエーとしては、井口選手の海外行きを阻止するという姿勢ではないようなので、うまく行けば、今オフにも「メジャーリーガー・井口」が誕生している可能性は高そうなりか。現在、打率.324、16本塁打、54打点、21盗塁という、自身過去最高の成績を残している井口選手。果たして最初に獲得に名乗りを上げそうなメッツのお眼鏡にかなうかどうか。まだシーズンも中盤なので先の話なりが、メジャー移籍を目指す西武の松井稼頭央内野手、再度ポスティングシステムによるメジャー移籍を目指す中日の大塚晶文投手など、今オフもかなり熱いオフになりそうなりね。楽しみなり。