そんなコ○助の心配をよそに、阪神の久万オーナーは「財政が許す限りやりたい。(優勝した)1985年もやったじゃないか」と、大幅な年俸アップを約束。ただ、まだ「1億円プレーヤー」が球界にいなかった時代(日本人初の1億円プレーヤーは1987年、ロッテから中日に移籍した落合博満内野手)の昇給とは、全然額が違うなりからねぇ。そんなことを言ってしまって本当に良いのやら。
参考までに、今季の主軸選手の年俸をザッと見てみると。
金本知憲外野手 2億4000万円
ジョージ・アリアス内野手 2億円
伊良部秀輝投手 1億5000万円
今岡誠内野手 1億2000万円
井川慶投手 1億円
矢野輝弘捕手 7500万円
桧山進次郎外野手 7200万円
赤星憲広外野手 3700万円
藤本敦士内野手 1400万円
金本選手に関しては複数年契約を結んでいるので今オフの年俸アップを考える必要はないなりが、問題なのは2億円のアリアス選手を年俸アップさせて残留させるのかという点、さらにはFA有資格選手である伊良部投手引き留めにいくらかかるのか、という点。さらにさらに、現在1億円プレーヤーの今岡選手と井川投手の大幅昇給は確実だし、矢野・桧山・赤星の3選手に関しては1億円の大台突破は固いのではないかと。景気の良い話が並ぶなりが、果たしてこれだけのお給料、本当に払えるなりかね・・・。ここで年俸を払えないということで昇給を渋り始めると、選手のモチベーションが下がり、不協和音を生みかねないだけに、何とか選手が満足するような条件を提示してあげて欲しいなりが・・・。だって、この快進撃が1年で終わってしまうのは悲しすぎるなりからね。できることなら、同じメンツで、1年でも長く優勝を目指して欲しいところなりが、果たしてそう上手くいくのかどうか。
今オフ、どうか円満なオフになりますように。銭闘の予感がしてならないなりが・・・。