相模原市内の68歳の男性や71歳の女性などに電話し、「お父さん(お母さん)、事故を起こしちゃった。助けて」とウソを言って銀行口座に振り込ませ、計165万円ダマし取ったとして、東京都墨田区に住む3人の男が逮捕された。
お年寄りをダマすってのは卑劣なのだ。お年寄りに限らず、判断力が鈍っている(または拙い)者をダマすというのは、一番腹が立つ。詐欺まがいの商法も同じ。一部の宗教団体の勧誘もそうである。なぜ弱者をダマしてまで金が欲しいのだろうか。
今回逮捕された3人は暴力団組員だそうだけど、暴力団組員が何故こんなセコい手口を使うのだろう。こんな詐欺はすぐに足がつきそうなのに。あっちの世界もよほど財政が逼迫しているのだろうか。ヤミ金のお悔やみ電報による悪質な取立てといい、なりふり構わない状態なのだ。
それにしても、今回、他人名義の通帳とともに押収されたのが携帯電話35台。35台を使い分けるなんてタダモノではない。ぼくなんか、5台持っただけで混乱しそうなのだ。