アメリカは、弁護士が山ほどいる国ですし、その分ワケの判らない裁判が多いんですが、今回の『オレオ裁判』も、またか・・・・って感じでした。
ちなみに、こういう大企業を相手取っての裁判で、最近思い出すのは『マクドナルド』を相手取った「あんたんとこのBigMac毎日食べていたせいで、太っちゃったじゃないのよ!責任取れ!」って裁判でしたねぇ。これは結局裁判所が、訴えを退けましたが・・・・・。ああ、何でも人のせいにするなよ。
それにしても、オレオに含まれているという、トランス脂肪。不飽和脂肪とならんで、コレステロールレベルを上げてしまう食品として、最近注目されているそうです。しかし、アメリカでは、法律で食品表示の箇所に不飽和脂肪の保有量を明記しなければならないのですが、トランス脂肪に関してはまだ明記が法律化されていないそうで・・・・・。そういう事で、不健康なモノが含まれているのに、それを消費者に黙って、子供が良く食べるクッキーを売るのはけしからん!と先の弁護士は、会社を訴える決心をしたのだとか。
まあ、トランス脂肪の事を世間に知識として広めた事を考えれば、今回の裁判沙汰も人の役には立ったのかもしれませんね。