そう、パソコンは高い。特にノートパソコンはまだまだ高いなりよね。とは言っても、コ○助が15年くらい前に初めて「欲しい!」と思ったノートパソコンは100万円くらい平気でしていたので、ずいぶんと安くなっているのは確かなりが(笑)。でも10万円台で買うことができるご時世とはいえ、バーンと10万円以上使うのはやっぱり覚悟がいるもの。少しでも安く買いたいと思うのが人情なり。
なぜ高いのか。それは個々のパーツが高いということは当然言えるなりが、その他にもパソコンの値段を高くしている要因のひとつにWindowsのライセンス料があるなり。そう、つまりはWindowsなんて載っていなければ、もっとパソコンは安くなるはず。それが実用的なのかどうかは別にして、単純にWindowsに代わるOS(物理的にインストールできないMac OSは除く)を搭載したパソコンがあれば、価格は単純に下がるはずなわけなり。
そして出てきたのがLindowsOS。LindowsOSは当初「Windowsアプリケーションがそのまま動くLinux」という夢のような目標に向かって開発がスタートしたなりが、途中で方向転換。現在は「Windowsと同程度の機能が再現できるLinux」という姿となっているなり。要はオフィス互換のソフトや、インターネットができるブラウザといったものが用意されているということなりね。
LindowsOSの魅力は、Linuxをベースにした安定性といったものも当然あるなりが、何と言っても価格こそ最大の魅力。アメリカではデスクトップ型のLindowsOSマシンが200ドル程度で販売されていたりするなりよ。200ドル程度って、日本円だと2万円台くらいなりか。インターネット&メール端末としてはそれでも十分な機能を持っているはずなので、これくらい安い製品は消費者にとっても嬉しいなりよね。
今回発表されたLindowsOS搭載のノートパソコン。スペック的にはCPUにVIA C3プロセッサ933MHz、メモリは256MB、HDDは20GB、USB2.0×2、IEEE1394×1、CFカードスロット×1、PCMCIAカードスロット×1、10/100 Ethernetと、聞き慣れないCPU以外は普通のノートパソコン。液晶は12.1インチで重さは1.31kg。完全なモバイルパソコンなりが、価格はこれで799ドル。素晴らしい。
で、冒頭のお話。LindowsOS搭載のノートパソコンが10万円以下。確かに素晴らしいなりが、SOTECの「WinBook WL2130」も、オフィスとほぼ互換性のあるロータスのソフト群を搭載しているなりよ。メーカーの好き嫌いは別にして、オフィスも互換製品で良いというのであればWindows XP搭載の「WinBook WL2130」も魅力的なのかも。
本当はLindowsOS搭載のノートパソコンのことを絶賛しようと思ったなりが、「WinBook WL2130」と比べたら、それほどインパクトが無かったかも。もっと頑張れLindowsOS搭載パソコン。日本でも、ぜひとも200ドルデスクトップ、発売して欲しいものなり。200ドルだったら、勢いで買えちゃうなりよねぇ。性能も決して悪くないみたいだし、ちょっと欲しいなり。