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少女サッカーチーム、逆境はねのけ少年リーグV
05/17 11:06 ナリナリ編集部


スペインのカタルーニャ州リェイダ県で先日、少年(14歳以下)リーグに登録していた少女サッカーチームが、同リーグで優勝を飾るという出来事があったそうです。

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英紙インディペンデントなどによると、同県にあるAEMリェイダというアマチュアのサッカークラブでは、少女を対象にサッカーの手ほどきを教え始めてから、10年ほどの歴史があります。指導の良さもあってか、このクラブの少女チームはその地区では一番の実力を持つほどに成長したそうです。そこで同クラブでは2014年に、この少女チームを地域の少年リーグに登録することにしました。

もちろん多感な少女たちを少年らと戦わせるというアイデアには、当初かなりの反対もあったそうで、同クラブの会長であるセルジオ・ゴンザレス氏も「一部の親御さんからは『クレージー』だと言われましたし、もし少女たちがイジメにあったりしたら、責任を取らなければなりませんでした」と、当時を振り返っています。

実際、リーグ参加の初年は18チーム中12位とあまり振るわない結果。実力差の他にも、試合にやってきた審判員から「君たち、間違ったリーグに来ちゃったのかい?」と嫌味を言われたり、試合中ずっと「プリンセスたち」と皮肉たっぷりに呼ばれ続けたりと、辛い思いもしたと言います。しかも、最も性別のことで言葉汚くヤジを飛ばしたのは、悲しいことに同じ女性の大人たち。対戦相手の少年選手の母親たちだったそうです。

しかし、そんな冷たい仕打ちが逆に少女たちの懸命な努力につながったのか、闘争心に火を付けたのか、彼女たちのスキルはめきめきと上達し、今年ついにリーグ終了を待たずにリーグ優勝を決めました。少女たちの活躍は同地区では大きなニュースとして取り上げられ、AEMリェイダでは同チームに参加を希望する少女の数がうなぎのぼりに増えているとのこと。これからもどんどん活躍してもらいたいですね。




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