キアヌ・リーブス主演の新作が初登場1位、週末北米映画興行収入。

2008/12/16(Tue) 15:31

(このコラムには映画のネタバレが含まれている可能性があります。ご注意下さい)

なんだか、映画館でお目にかかるのは久しぶりな感のあるキアヌ・リーブスの最新作「The Day the Earth Stood Still」(邦題:「地球が静止する日」)が先週末のランキングで初登場トップとなりました。2003年の「マトリックス・レボリューション」のころが旬だった彼ですが、昨年の公開作品はゼロ、さらに今年もたった2本の作品に出演したのみだという……。いわゆる充電期間だったのでしょうか。でも、久々のSF大作が好調な出だしでよかったですねぇ。

前週1位から2位にランクダウンしてしまったのはリース・ウェザースプーンとヴィンス・ヴォーンが組んだ「Four Christmases」。一組の夫婦それぞれの両親は離婚して別々に生活を送っていますが、その4家庭すべてと平等にクリスマスをお祝いしなければならなくなった、カップルのどたばたを描きます。ただでさえ、クリスマス期間の旅行は大変なのに、観ているだけで目が回りそうです……。

7位に初登場した「Nothing Like the Holidays」も、クリスマスをテーマにしたコメディ。プレルトリコから移民してやってきた家族が、離婚やイラク戦争といった体験を経て、家族としてどうやって絆を失わずに暮らしていくのか、という結構シビアなテーマも含まれています。

【今週末の北米週末興行ランキング】原題映画タイトルのみ (カッコ内は週末収入 -単位:万ドル-)1. The Day the Earth Stood Still ($3,048)
2. Four Christmases ($1,207)
3. Twilight ($795)
4. Bolt ($764)
5. Australia ($417)
6. Quantum of Solace ($372)
7. Nothing Like the Holidays ($353)
8. Madagascar: Escape 2 Africa ($318)
9. Milk ($260)
10. Transporter 3 ($235)

参照記事
USA Box Office Returnsfor the weekend starting 12 December (IMDb.com)−英文−

 

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