エイミー・ワインハウス、嬉しいはずのノミネートにも心配の声。

2007/12/08(Sat) 11:49

1度聞いたら忘れられない、ソウルフルな歌声。そして1度見たら忘れられない、強烈なアイライン(笑)。今の英国を代表するミュージシャン、エイミー・ワインハウスでございます。彼女のセカンド・アルバムである「Back to Black」は全英1位、全米でも7位になり、今年度のグラミー賞でも注目のアーティストの1人になるだろうと噂されていました。

そして先日、同賞の候補作品およびアーティストが発表されたのですが、ワインハウスはカニエ・ウエストの8部門に続き、なんと6部門でのノミネート。しかも同賞の中でも最も名誉ある4部門(最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞、そして最優秀新人賞)全てに候補になったのです。なるほど、彼女の作品が今年どれだけセンセーショナルだったかが伺えますね。

しかしこのグラミー賞ノミネートのニュースが流れた直後から、メディアが次々とワインハウスに対する心配の声を上げているのです。それは2月の授賞式までに果たして彼女が生きているかどうか? という結構スゴい内容……。

なにしろワインハウス、薬物とアルコールの依存症で有名なのです。今年は8月にリハビリ施設に入所もしちゃいました。しかも皮肉なことに彼女のヒット曲、「Rehab」は、「みんなリハビリ施設に行けっていうけど、私はいや」てな感じの歌詞です(汗)。

さらに10月にはマリワナ所持で逮捕されてしまい、もうすっかりお騒がせセレブの仲間入り。しかも最近は以前にもまして不可解な行動を取っている伝えられ、数日前は外出時に鼻の周りに白い粉(コカイン?)をつけたまま、家から出てきたとか……。

デビュー当時は健康的な体つきだったのに、最近はガリガリになって顔色も相当悪いし、今年いっぱいの音楽活動もすべてキャンセルしてしまったワインハウス。本当に冗談抜きで2月までになんとかしないと、命にかかわりそうです。ファンも多いんだからさぁ(涙)。

参照記事
Amy Winehouse Nominated for Six Grammy Awards(Reuters)−英文−
エイミー・ワインハウス(ウィキペディア)

 

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