O・J・シンプソンが捜査の対象に、 ラスベガスのホテルでの強盗容疑で。

2007/09/15(Sat) 12:15

「世紀の裁判」とまでいわれたO・J・シンプソンの法廷劇から13年。彼は1年前、自分が犯したかもしれない殺人に対し「もし、自分が犯人だったら」と仮定して、その犯行方法を語るという衝撃的な内容の本を執筆。世間から大批判を浴びて、1度は出版が取りやめに。しかし結局、書籍は先日出版社を変更することで再度発売されることが決定しました。

この「If I Did It」は、米国で先日9月13日に発売になっています。ちなみに著書の売り上げはシンプソンの懐には入らず、被害者の家族が受け取ることになっているとか。

さて、そのシンプソン。本日また彼の名がトップ・ニュースで報道されました。しかも今回は驚いたことに、強盗の容疑者としてシンプソンが警察から取調べを受けたというのです。詳しくはまだ明らかにされていないのですが、警察の発表では先週の金曜日にラスベガスの「パレス・ステーション・ホテル」の一室で、シンプソンとそのほか数名が一室に押し入り、客人を武器を使って脅し、品物を奪ったとのこと。

また、とあるゴシップ系のサイトで流れている情報では、この被害者というのがスポーツ関係の記念品を収集しているアルフレッド・ビアーズレイさんという人物で、彼が奪われたのは、「シンプソンが法廷で無実を勝ち取った時に着用していた背広」なんだそうです。シンプソンらは収集家を装って室内に入り、その直後に拳銃でビアーズレイさんを脅したとか。えー、それって、ホントなのぉ!?

シンプソンが殺人容疑で逮捕された時も、最初のリアクションは「信じられない」でしたが、今回の出来事も事実だったとしたらかなり異様。今後明らかにされるであろう真実に注目しましょう。

参照記事
O.J. Simpson Suspected in Las Vegas Break-In(People.com)−英文−
OJ Alleged Robbery Victim Speaks to TMZ(TMZ.com)−英文−

 

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