米人気トークショーの司会、3,500万円あまりの現金を会場でプレゼント。

2006/11/02(Thu) 13:39

オプラ・ウィンフリーといえば、アメリカ国内では一番影響力のある黒人女性とまでいわれるほど、有名人でしかもお金持ち。なんでも1,000億円以上の資産があるとか、ないとか……。彼女が司会する The Oprah Winfrey Show はトーク・ショウとしては常に高視聴率をはじき出す長寿番組で、彼女が紹介する本は毎度のように大ヒットするので、書店には「オプラ・セクション」なる専門の棚が出来るくらいです(笑)。

ちなみにアメリカの世論によると、オプラはヒラリー・クリントンの次に「初の女性大統領となりうる人物」なんだとか……。そういえば、アメリカのどこかに本気でオプラを大統領選に出馬させるため、たった一人で署名活動を続ける男性がいるそうです。なんだかなぁ。

さて、このオプラさん。先のトーク・ショウで時々プレゼントする豪華なギフトも話題の種。会場で視聴しているお客さん300人全員に、新車を贈ったり、ゲストの高額な借金を肩代わりするなど、今までにもいろいろと度肝を抜くサプライズ・ギフトを与えてきました。いやはや、気前がいいったら。彼女自身も誰かのためにプレゼントをしたり、支援事業をするのが大好きらしいんですが、番組の話題づくりとしても相当インパクトがあります。

そして今回、彼女が会場の人々に配ったのはデビッド・カード。ひとり1,000ドル(日本円にして12万年ほど)相当のカードで、国内一のシェアを誇る銀行 バンク・オブ・アメリカが協力したモノだとか。そして彼女は観客に向かい、

「これを持って別の誰かに役立てるため、さらにプレゼントしてほしい」

と訴えました。なんでも贈り物は受け取ったほうも幸せになれるが、自分のように贈る側もとてもハッピーな気分になるんだとか。この幸せを他の人々にも味わって欲しいと、今回の企画を思いついたのだそうです。観客にはさらにDVDレコーダーが与えられ、彼らの支援の様子を撮影してもらう予定。これはまた近い将来番組で紹介されます。

ちなみにその支援の仕方は、今回デビッド・カードを受け取った視聴者の自由。オリジナリティのある使い方を考えて!とオプラさんは語っているそうです。

しかし1,000ドルのカードをもらった時、最初のリアクションはもちろん「自分あて」だと思うのですが(笑)。何に使おうかと心ときめかし、その後「他の人のために使うこと」といわれ、落胆した人は果たして300人の中に何人いたのか。そこがウォール真木としては一番気になります。なりますったら。

参照記事
ウィンフリーの視聴者プレゼント、現金3500万円(CNN.co.jp)
オプラ・ウィンフリー(ウィキペディァ)

 

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