アンナ・ニコル・スミスの長男、死因は薬物混合。

2006/09/28(Thu) 13:20

Narinari.comでもすでに何度かお伝えしている、アンナ・ニコル・スミスの長男の突然死。バハマで出産したばかりのアンナ・ニコルとその赤ちゃんを見舞い、そのまま夜を明かした病室で翌朝呼吸をしていないのを発見されたダニエル君は、同日死亡が確認されました。たった20歳という若さだったのにねぇ……。

その死因は今日まで謎に包まれたままだったのですが、2度の解剖と薬物検査によってどうやら明らかになった模様です。ダニエル君は鎮痛薬のメタドン、抗うつ剤のゾーロフトとレキサプロを服用していたことが判り、その薬品のコンビネーションが不整脈を引き起こした可能性が高いとか。そしてその不整脈が彼の命を奪ったらしいのです。

ダニエル君は報道によるとガールフレンドと別れたことで軽い欝状態になり、医者から処方されたレキサプロを服用していたことは判っていましたが、さらにメタドンとゾーロフトが体内から見つかったのは、彼の不慮の死を解明するためにも重大な発見です。ただし彼がゾーロフトをどこで入手したのか、そして時にはヘロインなどの麻薬中毒の治療にも使われるメタドンをなぜ使用していたのか、まだまだ判らないことも沢山。まあ、いつまでもメディアが彼の死について騒ぎ立てても、アンナ・ニコルの傷がさらに広がってしまう可能性もあるので、これ以上事実を突き止めようとするのも不必要なことかもしれませんね。

ところで、生まれたばかりの女の赤ちゃんですが、父親が今まで公表されていませんでした。しかしアンナ・ニコルが出産した時に立会い、長年彼女の弁護士として働いてきたハワード・スターン氏がとうとう自分が父親だと名乗り出ました。彼のインタビューでは将来2人は結婚するつもりだそうですが、今はダニエル君が亡くなってしまったという辛い状況を乗り越えることが大切だと語っているそうです。

参照記事
Wecht: Meds Killed Daniel Smith(People.com)−英文−
出産直後のアンナ・ニコル・スミスを襲った悲劇。(Narinari.com)
アンナ・ニコル・スミスの長男突然死、バハマ警察が捜査へ。(Narinari.com)
アンナ・ニコル・スミスの娘の父と、「2人」が名乗り (CNN.co.jp)

 

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