ホラーの "Silent Hill" が初登場首位、週末北米映画興行収入。

2006/04/24(Mon) 21:58

(このコラムには映画のネタバレが含まれている可能性があります。ご注意下さい)

今週はホラー映画の "Silent Hill" が初登場首位となりました。不治の病におかされた娘を救おうと、母子でスピリチュアル治療の旅に出たローズとシャロン。途中サイレント・ヒルという町にたどり着いた時、突然シャロンが姿を消します。そしてその娘を探し出そうとするローズの身にも次々と不思議なことが起こり始め……。子を救い出そうとする母親の心情って、サスペンス映画やホラー映画には緊迫感を最大限にするためのモチーフとしてよく使われますが、今回もそれが生かされたストーリーなのでしょうか。

先週1位だった "スケアリー・ムービー 4" は2位に後退。「アイス・エイジ 2」も4位まで下がってしまいました。代わって3位にランクインしたのがこちらも初登場の "The Sentinel"。マイケル・ダグラス扮するシークレット・サービスが、陰謀のために大統領暗殺の濡れ衣をきせられてしまいます。疑いを晴らすために彼が単独で真の首謀者を探し出すというサスペンス映画です。キーファー・サザーランド、エヴァ・ロンゴリアなど今アメリカのTV界でホットな俳優が出演しているのにも注目な作品ですね。

そういえば、先週も書きましたがサザーランドは今週5位の "The Wild" にも声の出演をしています。忙しいことだ(笑)。

さて8位に登場した "American Dreamz" はNarinari.comでも何度か話題に上がっている、アメリカの人気リアリティ番組 「アメリカン・アイドル」をパロディ化した作品。作中ではこの新人歌手発掘番組のやり手プロデューサーが、なんとアメリカ大統領をゲストに出演させてしまうという、スゴイ設定でドタバタのコメディを繰り広げるとか……。うーん、実際にこれって「ありえる」?

【今週末の北米週末興行ランキング】
原題映画タイトルのみ (カッコ内は週末収入 -単位:万ドル-)

1. Silent Hill ($2,020)
2. Scary Movie 4 ($1,703)
3. The Sentinel ($1,465)
4. Ice Age: The Meltdown ($1,280)
5. The Wild ($805)
6. The Benchwarmers ($730)
7. Take the Lead ($425)
8. American Dreamz ($425)
9. Inside Man ($370)
10. Friends with Money ($355)

参照記事
USA Box Office: 6 January 2006(IMDb.Com) −英文−

 

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