タイフェスティバル2005 - タイフェスティバル2005 Narinari.com

タイフェスティバル2005

2005/05/17(Tue) 03:01

　もうすっかり5月の恒例イベントとして定着した感のあるタイフェスティバル（タイフードフェスティバルから改称）が今年もやって来ました。タイ王国大使館主催のこのイベントは今年で早くも6回目。年々特集を組む媒体が増えていることもあって、近年は会場の東京・代々木公園が手狭に感じるほど、来場者の数が増加の一途をたどっています。 Narinari.com取材班も毎年訪れているタイフェスティバルなので、今年も昨年に続いてレポートをしていくことにしましょう。

原宿側ゲート

タイフェスティバル2005

　タイフードフェスティバルから名称の変わったタイフェスティバルですが、イベントの趣旨が大幅に変更されたわけではなく、従来どおりタイ料理を中心にタイの文化を広く紹介していくことを目的としています。そのため、今年も昨年とほぼ同程度の約80のブースに、東京近郊のタイ料理店が出店。大勢の人が本場さながらのタイ料理に舌鼓を打っていました。

曇天でも人だらけ

右も左も人

屋台には行列が

わらわらと

テーブル席は常に満席

夜でも凄い人出です

　料理以外にも物販店などが軒を連ね、楽しい雰囲気なのは相変わらず。また、会場全体にはライブ演奏の音楽が鳴り響き、屋台の皆さんがリズムを取りながら接客をしているという、タイフェスティバルならではのお祭りムードが最高です。

会場から黄色い声も

ノリノリです

　なにはともあれ、Narinari.com取材班のタイフェスティバルに対して求めているのはやはり食べ物。今年はナンプラーとパクチーを持参するという、完全武装スタイルで屋台群へと殴り込みをかけました。

卓上ナンプラー持参

パクチー刻んできました

　昨年のレポートを見ると、どうやら昨年は9種類しか料理を食べていません。今年はその倍は最低でも食べようと決意。モリモリと食べることにしました。

角煮飯

鶏のココナツスープ

グリーンカレー

豚なんこつ揚げ

タイスキ

豚肉の炙り焼き

もち米入りソーセージ

タイ風ソーセージ

牛すじラーメン

ソフトシェルクラブ唐揚げ

手長エビの唐揚げ

鶏肉の炙り焼き

空芯菜の炒め物

生春巻き

鶏ひき肉バジル炒め飯

鶏肉のカレー炒め飯

タイで人気のタピオカ

　う～む、お腹いっぱい。結局、去年の倍の18種類の料理を食べたところでお腹がはち切れそうになり、これ以上食べるのを断念。どれも美味しかったのですが、ソーセージ好きとしては、酸味の効いたタイのソーセージが美味しくて思わず3種類も食べてしまいました。そうそう、今年は手長エビがトレンドだったようで、あちこちの屋台で販売されていたようです。ちょっと殻が固かったですが、身がプリプリしていて美味でした。

　それにしても、今年はゴミの量がもの凄い！　昨年は比較的きれいに分別が行われていた印象だったのですが、今年は正規のゴミ捨て場以外の場所にもビール瓶や容器、食べ残しが散乱していたのです。このままではマズイので、来年はなにか対策を考えたほうが良さそう……。

残飯も混ざってます

ビンとほかのゴミが混在

グチャグチャです

　今年ならではの光景としては、昨年12月に起きたスマトラ沖地震の復興支援募金を呼びかける姿が見られました。

支援お願いします

Tシャツ販売店も

　来場者数が増えすぎたことで、もはや代々木公園のキャパシティでは収容しきれていないのがタイフェスティバルの現状。来年以降は、より広いスペースでの開催や開催日程の延長といった、何らかの混雑緩和対策を練って欲しいと切に願います。素敵なイベントだからこそ、そこを訪れた人がもっと楽しめるような環境作りを進めて欲しいものです。