「赤いキヨスク」誕生

2004/04/19(Mon) 17:07

日本唯一の「赤キヨスク」

 東京のJR渋谷駅の山手線1番線ホーム。ここに菓子メーカーの東ハトとJR東日本の子会社東日本キヨスクのコラボレーションショップ「赤キヨスク」が、4月19日いオープンしました。「キャラメルコーン」や「暴君ハバネロ」をモチーフにした派手な外観が目を引く「赤キヨスク」ですが、販売しているものも通常のキヨスクの商品(新聞、雑誌、飲料、菓子など)に加え、「赤キヨスク」でしか手に入らない限定商品を販売しているのが特徴。東ハト曰く「東ハト商品が多数並ぶ、真っ赤な楽しい雰囲気の新ショップ」という「赤キヨスク」、さっそくどんな店舗なのかチェックしに行ってきました。


南改札が最寄り

山手線1番線ホームへ

ここが1番線ホーム

 JR渋谷駅の1番線は、山手線の新宿方面行きのホーム。JR線で渋谷駅に行かなかった私たちは、南改札口から「赤キヨスク」を目指して進むことにしました。「赤キヨスク」の営業時間は6時40分〜23時50分なので開店前の時間を狙って渋谷駅に向かいましたが、すでにホームには多くの人が電車を待っています。ただ、「赤キヨスク」を狙ったギャラリーは、さすがに時間が早いからなのか、この時点ではまだ誰もいませんでした。

 南改札口から1番線ホームに上がると、エスカレーターを上っているうちに「赤キヨスク」が見えてきます。開店前の「赤キヨスク」をパチパチと。 


キャラメルコーン側

正面。自販機も赤い

暴君ハバネロ側

 やはり真っ赤というのは、かなりド派手です。目立ちます。ときどき、「赤キヨスク」の前に立ち止まって見ている人もいましたが、通勤・通学に忙しい朝の時間帯。マジマジと見ている人は、皆無という状態でした。6時20分頃から開店作業が開始。


東ハトの関係者様

慌ただしく開店作業

看板が作業を見守ります

写真で見る「キャラメールコーン」側

 「キャラメルコーン」といえば東ハトの代名詞的なお菓子。でも、最近の「キャラメルコーン」のパッケージは、幼少のころに食べた思い出のあるパッケージとは大きく異なり、かなりキュートな、女の子ウケしそうなデザインになっています。「赤キヨスク」には、そんなキュートなパッケージデザインがピッタリ似合っている感じです。


側面にディスプレイが

いろいろな顔が並ぶ

泣き顔

標準顔

新製品mobiを陳列

ハバネロも陳列

キャラメルコーングッズ

非売品らしいです

コラボの証

写真で見る「暴君ハバネロ」側

 「キャラメルコーン」側はディスプレイなどもあってポップな印象でしたが、一転「暴君ハバネロ」側は個性的な、硬派な印象。硬派、という言葉がしっくりと当てはまるのかどうかは微妙ですが(笑)。あの悪そうな「ハバネロ」の顔が、たくさん並んでいます。「キャラメルコーン」側とは、全く雰囲気が異なります。


ハバネロの一言

顔面アップ

正面上の一言

正面左の一言

正面右の一言

正面下の一言

大きな顔

キャラメルコーンと対照的
 

「赤キヨスク」オープン

 営業時間は正確には6時40分からなのですが、そこはキヨスク。開店準備をしている間からお客さんが寄ってきては、次々と商品を買っていきます。なので、なあなあな感じで、オープンのときを迎えることになりました。私たちのほかに写真を撮っていた人たちは4組ほど。やや静かな出足といった感じです。


静かな立ち上がり

正面アップ

東ハト商品コーナー

キャラメルコーンいっぱい

ハバネロいっぱい

mobiも宣伝中

「mobi」とは

 「キャラメルコーン」や「暴君ハバネロ」の名前に混じって、「mobi」という商品名が出てきますが、あまり聞きなじみのない商品だと思います。

 「mobi」は4月19日から発売が始まった「震感覚モバイルスナック」。電車のなかでも気軽に楽しめる食べきりサイズのお菓子です。1個105円。まだ一部地域での限定販売という扱いのようですが、発売されたのは以下の5種類となっています。

・モビ ハーベストサンド いちごチョコ
・モビ ハーベストサンド ミルクチョコ
・モビ スナックピンチョス えび
・モビ スナックピンチョス ベーコン
・モビ ハーシュポテト 暴君仕立て

「赤キヨスク」を体験して

 これまでキヨスクはホームの風景に溶け込みすぎていて、全く自己主張をして来なかったように思います。もちろん、それで長年に渡って機能的に働いてきたということを考えれば、そこに自己主張を取り入れる意味が見いだせなかったのかもしれません。

 今回登場した「赤キヨスク」は、長年のキヨスクの常識を打ち破った、自己主張のかたまりのようなキヨスク。駅のホームでの存在感は抜群です。「赤キヨスク」を前にした女子高生の集団が、「超かわいい!」を連発していた姿を見て、こういう形態のキヨスクがもっとあっても良いのではないか。実際に訪れてみた私たちも、素直にそう感じました。

 JR東日本キヨスクによると、こういった店舗を今後ほかの場所に出店する予定は無いといいます。でも、モノは良いのは確かなので、ぜひともこのような楽しい店舗開発を、今後も続けていって欲しいものです。

おまけ

 「赤キヨスク」では、この店舗限定のグッズが販売されています。現在発売されているのは「キャラメルコーン」と「暴君ハバネロ」の携帯アクセサリー、あとはタワーレコードとここでしか手に入らない「暴君ハバネロのテーマ」。ただ、今後は東京ウォーカーとのコラボレーションでTシャツの販売(店員さん談)や、5月下旬にはハバネロのかたちをした「暴君代弁マペット」、ビジネス書「お菓子を仕事にできる幸福」といったものが順次発売されるようです。「暴君ハバネロ」&東ハトファンの人はぜひチェックを。


携帯アクセサリー2種

ハバネロCD中身

ハバネロシール


CD

●「暴君ハバネロのテーマ」セット内容
・携帯アクセサリー
・シール 2枚
・CD 1枚

●CDの内容
1.THE MAIN THEME FROM THE LEGEND OF BOUKUN HABANERO(ORIGINAL)
2.THE MAIN THEME FROM THE LEGEND OF BOUKUN HABANERO(INSTRUMENTAL)
3.THE MAIN THEME FROM THE LEGEND OF BOUKUN HABANERO(VOCAL TAKE)
4.MACH暴暴暴−マッハ・ボー・ボー・ボー




 

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