米歌手のケリー・クラークソン(43歳)が、ラスベガスで開催中のレジデンシー公演「KellyClarkson: Studio Sessions」で、過去に元マネージャーから豊胸手術を勧められた経験を語った。

「昔、あるクソみたいなマネージャーに『豊胸手術を受けろ』って言われたの」と切り出し、「だから私は言ってやったの。『あんたこそ“そっち”の手術でもしたら?』ってね。私はこの小さな胸で満足しているの。出ていって」と、ユーモアを交えて当時のやり取りを再現した。
さらに、「誰がそんなこと言うの? でも実際、業界ではそういうことが日常的に言われているわ。クレイジーなことが普通になっているのよ」と、エンタメ業界における外見への過剰な期待やプレッシャーに疑問を呈した。
ケリーは「自分の体に関する大事な決断は、自分自身がするべき」と強調し、「“あなた”を私に押し付けないで。私はこの小さな胸が好きなの。これまでよく頑張ってくれたわ」と語り、観客から拍手を浴びた。
ケリーは2002年に「アメリカン・アイドル」で初代優勝者となりデビュー。以来、数々のヒット曲を生み出してきた。