韓国の国民全員、“1〜2歳”若返る

2023/07/01 01:26 Written by Narinari.com編集部

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韓国の国民全員が、1歳から2歳、若返ることになった。

6月28日から新しい法律の施行で年齢の数え方が変更。生まれた時点で1歳とする同国の伝統的な「数え年」の制度が廃止されたためだ。

韓国には、子宮の中で過ごす時間から年齢を数える方法があり、生まれた時に1歳、その後、元日を迎えるごとに、誕生日とは関係なく1歳年を取るほか、生まれた時に0歳、元日毎に1歳年を取る別の数え方もある。その場合12月31日に生まれた赤ちゃんは翌日に1歳を迎えることになる。

数え年に関しては、飲酒が認められる19歳など、多くの法律目的で引き続き使用されるそうだが、満年齢に統一する新法の施行により、公文書などでの韓国人の年齢は下がることとなる。

1960年代以降、韓国は、誕生時に0歳、その後誕生日を迎える度に1歳年を重ねる国際基準の数え方を医療および法律に関する目的で使用してきたものの、日常では多くの人が伝統的な方法を採用していた。今回、韓国政府は、法律の変更により、年齢の数え方に関する法的争いや苦情、社会的混乱が大幅に減ることを期待しているという。

昨年9月に行われた政府の調査によると、新法が施行された場合、86%の韓国人が普段の生活の中で国際基準の数え方に従うと答えていた。

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