AC/DC、アクセル・ローズに「永遠に感謝」

2020/11/01 17:49 Written by Narinari.com編集部

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AC/DCは、2016年のツアーに代役で参加してくれたアクセル・ローズに対する感謝の気持ちを、今後も忘れることはないという。フロントマンのブライアン・ジョンソンは、聴覚を失う恐れがあるとしてドクターストップがかかっていたが、3年の治療を経て最近復帰を遂げている。

ギタリストのアンガス・ヤングによると、ブライアンがツアーを降板して途方に暮れていた際、幸運なことにガンズ・アンド・ローゼズのアクセルが代役を引き受けてくれたことで、ツアーを続行できたという。

アンガスはザ・サン紙に「僕達は幾つかの悲劇を経験しているよ。1980年にリードシンガーのボン・スコットを失くした時は、僕らにとってかなり暗黒な時期だった。でも当時兄(マルコム)が僕に連絡をくれ、落ち込む代わりに前にやっていたことを続けるべきだと言ってくれたんだ」「2016年に再び困難に見舞われた。ブライアンの聴力問題で、僕らは再び未知の岐路に立たされていて、どうなって行くのか分からなかった」「もし僕らが続けていたら、彼が聴覚障害になる現実的なリスクがあり、誰もそれを望んでいなかった」「だから今後について考えることなく、残りのツアーをキャンセルする必要があったんだ。でも幸運なことにアクセル・ローズが僕らを助けようと参加してくれた。そんな計画はなかったんだよ。彼が連絡をくれてね。彼の行動には永遠に感謝だ」と語った。

そんな同バンドの新作アルバム「パワーアップ」には、クリフ・ウィリアムズ、フィル・ラッド、スティーヴィー・ヤングも参加している。

一方で2017年にこの世を去ったマルコムが、同バンドが活動再開するきっかけだったそうで、2014年の「ロック・オア・バスト」以来となる新作アルバムに影響を与えたという。

「大半は、マルコムと僕が取り組んでいたことだったんだ。彼が多くの努力を注ぎ込んでいたのは知っていたからね。ずっとリリースしたいと思っていた数々の曲なんだ」
「『今こそ、その時なんだ』って思ったよ。彼が気に入っていたと知っている曲をピックアップしたよ。マルコムのためにも僕自身のためにも、これらの曲を発表すると決意したんだ」
「これらの曲は、彼が知っているバンドを象徴しているから、皆参加したくてたまらなかったんだ」

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