矢部太郎、78万部超「大家さんと僕」の続編発売へ

2019/06/21 14:52 Written by Narinari.com編集部

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お笑い芸人・矢部太郎のマンガ「大家さんと僕」の続編が、7月25日に発売されることがわかった。  

「大家さんと僕」は、東京・新宿区のはずれの一軒家で、大家のおばあさんと一つ屋根の下に暮らす生活をほのぼのと描いたフィクション。雑誌「小説新潮」2016年4月号〜2017年6月号の連載がもとになっている。

2017年10月の刊行以来、じわじわと評判が拡がり、2018年の年初には早くも20万部を突破。同年5月には第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞し、現在(2019年6月21日時点)までに78万部超のベストセラーとなっている。

そんな「大家さんと僕」の待望の続編が、このたび刊行が決定した「大家さんと僕 これから」。本書のもとになった連載は「週刊新潮」2018年5月3・10日号に始まり、2019年3月28日号まで、途中に休載を挟んで34回続いた。単行本化にあたり、連載原稿の他に30ページ超の描き下ろしを加えた。

その内容は、1巻の発売前後のことから、とうとう訪れた大家さんとの別れまでが描かれている。悲しみと寂しさの中にも、矢部独特のユーモアとファンタジックな感覚が光り、読み終わると心が温かくなる作品だ。

また、これに先立ち、6月26日にはシリーズの番外編的な一冊「『大家さんと僕』と僕」を刊行。こちらは限定のカラー描き下ろしマンガや、様々な人との交流を描いてきたマンガ「○○と僕」の再録、著名マンガ家による応援イラスト寄稿など盛り沢山の内容になっている。

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