自分の“おっぱい”は何点? 平均は「46.1」

2018/03/15 11:46 Written by Narinari.com編集部

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損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険は3月15日、乳がんの早期発見に始まり、その後のケアまでサポートし、自分らしく生きる女性を応援するWEBサイト「リンククロス ピンク」の公開にあわせ、日本女性のおっぱいについての意識・実態調査の結果を発表した。

この調査は、全国の20代〜50代の女性1,000人(4世代各250人)を対象に行われたもの。まず、「あなたは自分の胸が好きですか?」と聞いたところ、「好き」と答えた女性は全体のわずか21.1%、「好きではない」と答えた女性は44.5%と、自分のおっぱいに何らかの不満を持っていることがわかった。

また、「自分の胸に対しての評価点数」を100点満点で聞いた質問でも、平均は「46.1」点に。現代女性のおっぱいに対する自己評価は、決して高いとは言えないようだ。

次に、「あなたは日常的に胸をケアしていますか?」と質問。すると、84.3%の女性が日常的におっぱいのケアをしていないことが分かった。世代別でみてみると、20代、30代の若い世代ほどケアをしており、世代によっても意識の差が異なることが判明。ケアをしている人に具体的な内容を聞くと、「マッサージをする」「保湿のためにクリームや化粧水を塗る」「正しい下着選びをする」に回答が集まった。昨今の「美乳ブーム」に伴い、メディアを通じた情報やバストケア商品発売されているにも関わらず、まだバストケアは一般的に普及しているとは言えないようだ。

では、女性はおっぱいに対して無頓着なのだろうか。「あなたは同性(女性)の胸を見ることはありますか?」と質問したところ、「ある」と回答した人は83.4%を超える結果に。特に温泉など裸になる環境の時におっぱいを見ることが多いようだ。また、20代に限定すると、「日常的に見ている(チェックしている)」人の割合が多く、若い世代の女性のほうが人のおっぱいを見ている傾向が見てとれる。自分のおっぱいのケアはできていないものの、人のおっぱいはつい見てしまう女性の傾向が明らかになった。

また、調査では「女性にとって重要だと思う体のパーツ」についても聞いている。この質問では、1位が「胸」(31.3%)、2位が「目」(27.7%)、3位が「ウエスト」(11.1%)という結果に。

そして具体的に理想のサイズを聞いてみると、1位「Cカップ」(34.7%)、2位「Dカップ」(26.9%)、3位「Bカップ(10.7%)という結果になった。また、理想のおっぱいの条件を尋ねると、「ハリや弾力」に回答が集中し、大きさよりも「質感」を重視していることが分かった。

さらに今の自分のおっぱいで気になることについて聞いてみると、「大きさが足りないこと」「垂れているなどかたちに関すること」が上位に。また、成人以降、最初に胸の変化を感じたタイミングを聞くと、平均32.7歳となった。その原因としては加齢(36.9%)と出産(35.7%)が大半を占める結果となり、女性はライフステージの変化とともに、おっぱいの変化を経験していることが分かる。

続けて「過去に胸についての男性の発言で不快に思ったり、傷ついたりしたことはありますか」と質問すると、31.9%の女性が「ある」と回答。残念ながら女性の3人に1人は男性の発言により、傷ついた経験があるという。

ライフステージの変化によって重要な役割をもつおっぱい。最後に、そんなおっぱいを蝕む病「乳がん」について、「3年前と比較して乳がんへの関心は高まっていると思いますか」と質問すると、53.3%と約半数以上の女性が意識の高まりを感じていることが分かった。一方で、「乳がんについて正しい知識をもっていると思いますか」と質問すると、「そう思う」と答えた女性は全体の24.3%どまりに。乳がんへのリスクは感じていながらも、正しい知識を持ち合わせていないことが明らかになった。

なお、胸、バスト、乳房……女性の胸を指す言葉はたくさんあるが、若い女性は「がん」や「病気」という言葉に敏感なため、まずは親近感を持って気軽に見て、自分の胸と向き合って欲しいとの想いをこめて、「リンククロス ピンク」ではやわらかく、かわいらしい響きを持つ“おっぱい”という言葉を用いているという。

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