セカオワSaori「苦しみ、泣き、叫び」書いた初小説

2017/10/25 06:29 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


SEKAINO OWARIのSaoriこと藤崎彩織の初小説「ふたご」(文藝春秋/1,450円/税別)が、10月28日に発売となる。音楽活動の合間に書き続け、構想から5年以上の月日をかけてつづられた原稿は、300ページを超える大作となった。

本作は主人公・夏子と、やがてバンドを組むことになる先輩・月島をめぐる、瑞々しい青春小説。

Saoriは「書こうと決めてから五年もの月日がかかってしまいましたが、ようやく初小説を出版することが出来ました。登場人物と同じように苦しみ、泣き、叫びながら書き上げました。今は鍵盤とふたごのモチーフに彩られた装丁を見ながら、この本が色んな方の手に渡れば良いなあと願っております」とコメントを寄せている。


☆「ふたご」内容紹介

いつも一人ぼっちでピアノだけが友達だった中学生の夏子と、不良っぽく見えるけれども人一倍感受性の強い、高校生の月島。彼は自分たちのことを「ふたごのようだと思っている」と言うが、いつも滅茶苦茶な行動で夏子を困惑させ、夏子の友達と恋愛関係になり、夏子を苦しめる。
それでも月島に惹かれる夏子は、誘われるままにバンドに入り、彼の仲間と共同生活を行うことになるのだが……。
自分ひとりでは何もできなかった少女が少年に導かれるままに成長し、自らの力で居場所を見つけようとする姿を描いた、感動の物語。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.