お笑いコンビ・スピードワゴンが、8月18日に放送されたバラエティ番組「じっくり聞いタロウ〜スター近況（秘）報告〜」（テレビ東京系）に出演。一世を風靡した「あまーい！」ネタをあまりやらなくなった理由を語った。

小沢一敬の口から飛び出すスイートな言葉の数々を、井戸田潤が「あまーい！」とツッコむスピードワゴンのスタイル。かつてさまざまなテレビ番組に出演するたびに披露し、スピードワゴンをブレイクへと導いた鉄板ネタだったが、いつの頃からかあまりメディアで「あまーい！」を見かける機会は少なくなっていった。

この日、「僕ら昔、10年ぐらい前、『あまーい！』っていうのをやってたんだけど」と振り返った小沢。当時はとにかく「あまーい！」を期待する番組サイドから「小沢ここであまーい！お願いします」といったカンペが出され、スピードワゴンの本意ではなくとも「あまーい！」を連発させられていたそうだ。

その結果、小沢は「『あまーい！お願いします』って言われると体が拒否」するようになったのだとか。具体的には、「甘いこと言おうとすると噛むようになったんですよ。体が言いたがらないから」と、うまく口が回らなくなっていたという。

また、最近も小沢が話す“変なこと”を“名言”と受け取られ、「行く番組、行く番組でカンペが出て。『ここで名言お願いします』って」と同じような状況が起きているそう。小沢は「名言と思って言ってないし、照れるし。例えばここにいるメンバーが全員パッとカンペ見たら『小沢 名言お願いします』って。（そんな状況で）俺もう言えないでしょ。だからいつも（カンペが）出る度にアワワワッてなって。見て見ぬ振りをする」と苦労を語った。