サメ引きずり上げ写真撮り炎上、ライフガードも参加で物議醸す。

2016/06/22 19:49 Written by Narinari.com編集部

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ドミニカのリゾートビーチに、先日、サメが迷い込んだ。ビーチはさぞ騒然としたかと思いきや、バカンスに訪れていた観光客がサメを砂浜へ引きずり上げ、次々と“撮影会”を行っていたという。その中にはライフガードのスタッフたちもいたことがわかり、さらに物議を醸している。

欧米の複数メディアによると、ドミニカにある世界屈指のビーチ、プンタカーナで事は起きた。3メートル近いヨシキリザメが浅瀬へと迷い込み、ある観光客が尾をつかんで砂浜へ引きずり上げた。もともと弱っていたのか抵抗する様子もなく、サメは観光客やホテルのライフセーバーたちによる“撮影会”の餌食になってしまう。

結局サメは死んでしまい、こうした経緯が写真や動画で拡散されると、動物保護の人たちがこれを厳しく批判。もともとこのビーチでは釣りなどを禁じられていたといい、ホテル側も動物に対する服務規程違反であるとして処分を科すという声明を出すに至った。

ネットでは「人間の楽しみのために生物の命を犠牲にすることはやはり避けるべきだ」「最高のバカだな」「人間は残酷だよ、本当に」「弱っていたサメなのだろう。直接死に関係したとは思わないが…」「危険なサメが泳いでいたら、ライフセーバーは駆除するのは仕事では? ホテル側もちょっと厳しすぎる気はする」など、様々な意見が寄せられているようだ。

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