マイケル・ジャクソンの子供たち、巨額遺産を相続できない可能性も。

2016/03/23 09:47 Written by Narinari.com編集部

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マイケル・ジャクソンの子供たちが、約1450億円の遺産のほとんどを失う可能性があるようだ。

プリンス(19歳)、パリス(17歳)、ブランケット(14歳)の3人の子供たちは、30歳になった時にそれぞれ巨額の遺産を相続する予定になっているが、税務当局はマイケルの遺産から約895億円の支払いを求めていると言われ、また、2009年6月に急性プロポフォール中毒で死亡した際マイケルは約484億円以上の負債を抱えていたとみられている。

ある関係者はザ・サン紙に「書面上ではマイケルの子供たちは億万長者です。しかしまずは巨額の税金を片づけなければならないので、受け取る時期が来ても手元にはほとんど入って来ないであろうというのが現状です」「国税庁は約895億円の要求について公にしてきていますし、支払いが遅れた場合にはさらに罰金が科せられます」と話す。

また、先日マイケルの遺産管理団体が、ソニー/ATVミュージック・パブリッシングにマイケルが保有していた同社の株式を約840億円で売却したことを受け、さらにおよそ約112億円が課税されている。前述の関係者は「遺産管理団体側はかなりの額の要求を試みましたが、ソニー側は買い取るのに必要な額を支払うつもりしかありませんでした」と続けた。

また、マイケルが1999年にオークションで購入した「風と共に去りぬ」のオスカー像の行方が分からなくなっていることが報じられていた。同作で1940年にアカデミー賞で作品賞を獲得した際の約3350万円ほどの価値があると言われるそのトロフィーを、マイケルは約1億7200万円も投じて購入していたが、遺産管理団体はそれがどこにあるか分からないと発表しており、ハワード・ワイツマン弁護士は「遺産管理団体は『風と共に去りぬ』のトロフィーの行方を知りません」「あのオスカー像はマイケルの子供たちの所有物ですので、我々の手元に保管しておきたいのです。いつかどこから現れてくれると願っています」とコメントしている。

そのオスカー像を、マイケルが子供たちと暮らしていたカリフォルニア州にあるネバーランドの自宅で保管していたのか、どこかの保管施設に預けていたのかも分かっていないという。

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