「美味しんぼ」連載終了の意向、原作者が構想「楽しく騒いで大団円」。

2016/03/22 21:09 Written by Narinari.com編集部

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マンガ「美味しんぼ」原作者の雁屋哲氏(74歳)が3月22日、公式ブログを更新し、同作を終了する意向であることを明かした。

「美味しんぼ」は2014年5月を最後に休載期間に入っているが、雁屋氏は久々に更新したブログで「『美味しんぼ』は現在休載しています。ずいぶん長い休載ですが、終了したわけではありません。ただ、再開云々については、今、私の一存では言えません」と言及。

休載前最後のエピソードでは、福島第一原発を見学した主人公・山岡士郎らが鼻血を出すシーンが描かれ、これが問題視されたが、雁屋氏は「念を押しておきますが、今回の休載は、例の鼻血問題で各方面から圧力がかかったからではありません。鼻血問題とは、全く関係がありません」と説明している。

また、「美味しんぼ」の連載について「しかし、いくら何でも連載30年は長すぎだ。そろそろ終わりにしたいと思っていますが、どんな形で終わらせるか」と、連載終了についても触れ、「今までの登場人物総出演で、美味しい食べ物の話でどんちゃんどんちゃん楽しく騒いで大団円。そう考えています」と、現時点での構想を披露した。

なお、具体的な連載再開、および連載終了については「スピリッツ誌からのお知らせを、今少しお待ちください」としている。

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