犬猫肉料理レストランが大炎上、スイス伝統料理提供も理解得られず。

2016/02/15 20:30 Written by Narinari.com編集部

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「ラ・ラーブル・スイス」という名の伝統的スイス料理レストランが、いま、大きな批判を浴びている。その理由は、この店で提供される食事に、猫や犬の肉が使われているためだ。

1月7日にオープンしたレストランは、客に同意書を書いてもらうなどした後に、シェフが祖母や母から受け継いだ伝統料理を現代的に作り替えたメニューを披露。開店以降、これまで何人もの客から喜ばれているそうだ。

しかしその一方で、菜食主義者や、猫や犬を愛する人たちから多くの批判も受けることに。レストランへの不満、怒り、中には脅迫めいた言葉を投げかけられ、レストランは住所を削除する必要性に迫られるなど、営業に支障を来すようになったという。

さらにSNSなどで続く攻撃に、店側も「私は菜食主義者の方々を尊重しています。肉を食べる人たちもこの食事が我々の文化の一つであることを知って欲しい」「侮辱や暴力的な脅威でお客様の予約を断らなければならなくなっています」と理解を求めるが、批判はさらに過熱して炎上。請願サイトなどでは「猫や犬を食べるな」という運動も始まった。

この動きは地元紙だけでなく、欧米の各メディアも取り上げ、「これはやらせではないか。スイスにヒゲの料理人は少ない」「スイスが野蛮で未開だというイメージを持たれかねない」といった報道がなされているようだ。

ネットでは「なんということを。犬や猫は人間と共にある動物だ」「何度でも言う。豚肉や鶏肉と何が違うんだ」「自分を料理すればいいのに」「正直このレストランに行ってみたいよ」と賛否両論の意見が飛び交っている。


☆レストラン「ラ・ラーブル・スイス」紹介動画(※閲覧注意)

La Table Suisse - a portrait of a very special restaurant
//www.youtube.com/watch?v=HuC0uZ28hTI



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