“埼玉ディス漫画”市長が応援、所沢市・行田市・飯能市が激励コメント。

2016/02/09 19:00 Written by Narinari.com編集部

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“埼玉県をディスりすぎているマンガ”として話題を呼んだ、人気少女マンガ「パタリロ!」作者・魔夜峰央による「翔んで埼玉」。今年1月の重版をもって3刷30万部を突破するヒット作となっているが、同作には埼玉県の各市長から応援の声が続々と届いているという。

「翔んで埼玉」は、「パタリロ!」などの著者である魔夜峰央(まや・みねお)による、1986年に刊行された「やおい君の日常的でない生活」に収録されていた作品で、主人公である埼玉育ちの美少年が東京都民の“埼玉弾圧”に立ち向かうという、“埼玉”を題材にしたギャグマンガ。埼玉をネタにした台詞などがTwitterを中心に話題を呼び、多くのテレビ番組などでも取り上げられた。

そしてこのたび、所沢市、行田市、飯能市の市長が、魔夜への激励コメントを寄せている。


◎所沢市長 藤本正人氏

「パタリロ!」の作者が、こんな本も出されていたとはついぞ知りませんでした。埼玉のそして所沢の宣伝をしていただき、苦笑しながら感謝しています。魔夜峰央先生は所沢にお住まいだったとのことで、とてもうれしく思います。この漫画がどんどん宣伝され、日本中に広まればさらにうれしいです。感想を、というので家に本を持ち帰ったところ「お父さんも買ったの?」と娘に言われました。既に買って読んでいたのだ……。ええいっ、こうなれば麗・麻美の活躍とブームが本市に吉と出ることを願いたい。


◎行田市長 工藤正司氏

「翔んで埼玉」は、良い意味で読者の想像を裏切る展開で、大変楽しく読ませていただきました。約30年を経て、今の埼玉であればどのように描かれ、どのような結末を迎えるのか、続編があれば読んでみたいと思います。埼玉県は災害が少なく暮らしやすい土地柄もあって、おおらかな人が多いと言われていますが、この勢いにのって、全国各地に埼玉の魅力をどんどんPRしていきたいですね。機会がありましたら、「埼玉県名発祥の地」行田市にもぜひお越しください。


◎飯能市長 大久保勝氏

「翔んで埼玉」により、さまざまなところで埼玉県が話題になっているとのことで、魔夜峰央先生とこの作品の人気の高さを感じるところです。本市内の書店でも大きく取り上げられており、大変注目されていることがうかがえます。今後は埼玉県のみならず、わがまち飯能市もぜひ取り上げていただきたいと思います。

こうしたまさかの市長たちの反応を受けた魔夜は、「市長、次の選挙応援します!」とコメントしている。


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