モデルで女優、歌手の西内まりや（21歳）が、2月22日に放送されたドキュメンタリー番組「情熱大陸」（TBS系）に出演。マルチに活動する中で抱いている苦悩を語った。

「去年、レコ大最優秀新人賞いただいたわけだから、今年の実力と結果が（今後に）繋がるし、みんなが注目して見てくれるチャンス」と、2015年を見据える西内。しかし、「歌の仕事をやったら2週間後まで（別の仕事をしていて）歌わなかったり、毎日1つの仕事に集中して練習が積み重ねられない」「（ドラマの）セリフもそうです。現場に行ったら（セリフを覚えてなくて）ついていけない自分がいて、でも現場ではそれは通用しないから、悔しいし、全部悔しい思いをしちゃうんですよ。今の現状」と、多忙なスケジュールに追われる売れっ子ゆえの悩みを吐露した。

そして「いろんな方に言われるんですよ。取材で。『3つ（モデル・女優・歌手）をやっていて大変じゃないですか？ 絞らないんですか？』って。でも絞れる環境じゃないから、『キツイです』『大変です』って言ってもそれ以上何も言葉出ないし、それで終わりじゃないですか。『大変ですね。でも頑張ります』では何も伝わらないというか」とストイックな姿勢を語るも、一方で「でも本当は苦しい。幸せだけど。今の時間の流れが」と本音の部分ものぞかせた。

また、「『楽しみにしてるから』っていう人の顔を見ると、ちゃんとやらなきゃって思うし、中途半端な気持ちじゃやれない」とも。さらには「体型だって維持できていないのは自分でもわかっていて。本当なら、今の自分の体型だったらダイエットしてるし、食べるの我慢するけど、唯一食べてる時間が息抜きだし、友だちとか人と話せる楽しい時間だから食べちゃうし…だから全部悪循環なんですよ…」と号泣、時折言葉を詰まらせながら自身の想いを語った。