回転寿司チェーンの無添くら寿司は1月5日から、衝撃的すぎるビジュアルの恵方巻き「まるごといわし巻」の予約受付を開始する。期間は2月3日まで。10,000本限定販売で、価格は350円（税別）。

毎年恵方巻きを販売している同チェーン、今年は「まるごといわし巻」の名が示す通り、いわしが一本まるごと、そのまま使用された恵方巻きが登場した。厳選した北海道・釧路産の大羽（大きいサイズ）の真鰯まるごと一本を塩焼きにして、豪快に手巻きにしている。

同チェーンは「脂が十分に乗った鰯は、大葉と梅肉との相性も良く、魚本来のおいしさを味わえる新たな恵方巻として、楽しんでいただける一品」と、その出来に太鼓判。また、いわしの中骨は抜いてあり、食べやすく仕上げているのも特長だ。

気になるのは、なぜ、いわし一本まるごとなのかだが、この点については「鰯は、柊鰯（ひいらぎいわし）を鬼除けとして玄関に飾る習慣や、地域によっては節分に鰯を食べるなど、節分に縁の深い食べ物です。また鰯はDHAやカルシウムを豊富に含む、栄養たっぷりの食材です。その鰯を、恵方巻として大胆にアレンジした『まるごといわし巻』は、魚本来のおいしさの魅力を楽しみながら味わっていただける、寿司屋として自信を持ってご提案する新しい恵方巻となります」と説明している。