声無断使用とビヨンセを提訴、ハンガリー出身歌手が曲の賠償請求。

2014/12/18 04:31 Written by Narinari.com編集部

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ビヨンセがヒット曲「ドランク・イン・ラブ」にサンプルを無断使用したとして、ハンガリー出身歌手から訴えられている。

ミツとしても知られるモニカ・ミツラは、自身の1995年作「Bajba Bajba Pelem」からの一節をビヨンセが無断で使用したとして訴えているという。その法廷書類では「ミツの声が無断でサンプル使用され、デジタル加工されていました」「(そのサンプルは)ビヨンセとジェイ・Zの『ドランク・イン・ラブ』におけるセクシーな歌詞と共に、海外における性的興奮を掻き立てるものとして使用されています」と書かれているようだ。

ビヨンセの夫ジェイ・Zも参加し、グラミー賞にもノミネートされた「ドランク・イン・ラブ」は、昨年発表されたビヨンセのスタジオアルバム第5作目となる「ビヨンセ」の収録曲で、すでに発表から約12か月が経過しているにも関わらず、ミツは損害賠償を求めると共に、自身の声が楽曲内から削除されるまではその楽曲自体が禁止されることを求めているという。

この訴訟では、ミツの弁護側が、同曲の中でミツの声が無断で“相当量”使用されていると指摘している。

「このビデオではミツのソロのボーカル部分が夜の映画的で親密なビーチのシーンにおいて57秒も使用されています。その後もミツのソロボーカルは次々と使用され、ビヨンセが歌いだすまで続いています」
「ミツのボーカルは合計で、5分30秒の楽曲中1分半以上に渡って使用されています。ミツは自身の声を広告や商業目的で他人に使用されるような書類には一切サインをしていません」

そんなニュースが入ってくるわずか1週間ほど前には、エディー・ボーの1969年の楽曲「フック・アンド・スリング・パート1」からの1語を、ジェイが2009年作「ラン・ディス・タウン」に無断使用したというタフアメリカの訴えが棄却されていたばかりだった。

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