“日本贔屓”なディズニー新作、主人公の名前はヒロ・ハマダと判明。

2014/09/30 07:07 Written by Narinari.com編集部

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12月20日より公開となるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ最新作「ベイマックス」。本作の新ポスターと、主人公のフルネームが9月29日に解禁され、“ヒロ・ハマダ”だということがわかった。

本作は東京とサンフランシスコを融合したかのような架空都市“サンフランソウキョウ”を舞台に、優しすぎるケア・ロボット“ベイマックス”と天才少年“ヒロ”が繰り広げる感動アドベンチャー。

そんな2人が描かれた新ポスターは、“フワぷに”ボディのベイマックス“ハグ”ビジュアル。予告編や関連動画を見た人たちから「ベイマックスの優しさと2人の絆を感じる“ハグ”がもっと見たい」との要望が多くディズニーに寄せられたことから、今回の新ポスターが急遽作成されることになった。

新ポスターでベイマックスにハグされているのは、今回フルネームが明らかになった主人公ヒロ・ハマダ。幼い頃に両親を亡くしたヒロ・ハマダはロボット工学の神童で、天才的な頭脳を持ち、また14歳の心を持つ少年だ。

その天才的な頭脳と心のバランスの取れないヒロを幼い頃から守り、優しさと愛情を惜しみなく注いでくれた兄のタダシ・ハマダは謎の爆発事故で帰らぬ人となり、深い悲しみを負ったヒロは心を閉ざしてしまう。その頭脳を持ってしても処理できない悲しみを抱えたヒロに寄り添い、心のケアをする優しすぎるロボット ベイマックスの“ハグ”する姿は、感動的なシーンの1つで、新ポスターはベイマックスの魅力と共に劇場公開が楽しみになるビジュアルに仕上がっている。

映画「ベイマックス」は12月20日(土)、全国ロードショー。


☆どこまでも“日本びいき”

「シュガー・ラッシュ」「アナと雪の女王」を手がけ、本作ではプロデューサーを務めるロイ・コンリは「僕らはみんな日本に恋しているんだ」と日本への想いを語る。日本の要素を正しく描くため、訪日し徹底的なリサーチ。日本の影響を受けながらも、人々が未だかつて見たことの無いような魅力的な街“サンフランソウキョウ”を作り上げた。

さらに、リサーチで出会った日本の鈴にインスパイアを受けベイマックスのデザインを描きあげたり、主人公の名前もヒロ・ハマダと日本人の名前を連想させるようなもので、その“日本びいき”の作風は「ディズニーから日本へのラブレター」と言われるほどだ。(※ただし、あくまで架空都市の人物のため、日本人とは明言していない)

歴史的大ヒットを記録した「アナと雪の女王」に続く新作「ベイマックス」について、ドン・ホール監督とクリス・ウィリアムズ監督は「僕らに影響を与え続ける日本文化へ、この作品でお返しできれば嬉しい」と、やはり“日本びいき”なコメントを寄せている。

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