マイケルのネバーランド売却へ、ローン買い取り所有権持つ企業が発表。

2014/08/02 05:10 Written by Narinari.com編集部

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マイケル・ジャクソンの自宅“ネバーランド”が売りに出されるようだ。2008年にマイケルの2,300万ドル(約23億円)相当の住宅ローンを買い取り、同物件の所有権を有するコロニー・キャピタルは、負債の埋め合わせをするために“ネバーランド”を売却すると報じられている。

ある関係者はRadarOnline.comに「コロニー・キャピタルはローン、利子、管理費、維持費などの負債の一部を支払うためにこの物件を売却する法的権利を有しています。当物件は約2,700万ドル(約27億円)の価値がありますが、内部関係者はマイケルが所有していたことで、6,000万ドル(約62億円)もの高額で取引される可能性もあるとみているようです」と話す。

一方、マイケルの遺産管理団体の代表たちは、この売却のニュースに「悲しんでいる」ものの、2009年6月に他界したマイケルの遺産のさらなる発展を目指し、マイケルが保有していたその他の家を強化すると強調した。

同団体は声明の中で、次のようにコメントしている。

「マイケルの生前に交渉された、コロニーが売却の権利を有するという合意の下、ネバーランドが売却される可能性があることに悲しみを覚えています。我々はエンシーノのマイケルの家族の家とそこにある、おなじみのレコーディングスタジオを維持する所存です」
「(我々は)アーティスティックな才能を持つ人物、人道主義者としてのマイケルの遺産を、彼の音楽とラスベガスでのショー『マイケル・ジャクソン・ワン』などの新しいプロジェクトを通して、さらに築きあげていきます」

同団体はまた、この物件の購入者に対し、「歴史的価値」に対する配慮を懇願した。

「我々は新しいネバーランドの所有者がその素晴らしい物件の歴史的意義とその特別な存在意義にご配慮いただけることを願い、また、信じています。マイケルの思い出は世界中のファンの心の中に生き続けているのですから」

さらに、同代表たちはマイケルのファンが“ネバーランド”のためにたくさんの「他の解決策」を探ってくれているものの、「ゾーンニング、経済面のこと、土地の使用制限のせいで、その他の解決方法が制限されます。ですから、泣く泣くコロニーは売却を決めたのです」と続けた。

他の関係者は「ネバーランドを維持するための努力はされましたし、マイケルの遺産管理団体がそれを実現させようと試みました。ですが、彼らは同意には至りませんでした」と話した。

マイケルは1988年に3,000エイカー(約12平方キロメートル)の広さを誇る物件を購入しており、2004年に児童虐待の公判が開かれるまで居住していた。

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