講談社は5月14日、1979年から2004年まで25年間にわたり刊行していた雑誌「Hot-Dog PRESS」を10年ぶりに復刊すると発表した。形態はデジタルで、6月にリリースする。

新しい「Hot-Dog PRESS」はNTTドコモの新サービス「dマガジン」内での配信からスタート。次いで8月を目処にiOSのNewsstandでの配信スタートを予定している。スマートフォン＆タブレットに特化した画面設計により、読みやすく扱いやすい、いつでもどこでも気軽に読めるデジタルマガジンの新しいカタチで提供するという。

引き締まったカラダ、7ケタ価格の腕時計、イタリア製のクルマ、靴などなど。かつて“ポテトボーイのためのライフスタイル”を発信してきた「Hot-Dog PRESS」だが、10年の休みの間に世の中が変わっていることを踏まえ、リアルないまの“40オヤジ”に向けて、「頑張らなくてもいいんじゃないか？」「ムリしなくてもいいんじゃないか？」といった提案から再スタートを図る。

各特集はスマホ画面で30〜40ページほどのボリューム。マガジンとしての配信とは別に、これらの特集1本1本を、それぞれミニ電子書籍（マイクロコンテンツ）としても販売する予定だ。

また、往年の名物連載、北方謙三の「試みの地平線」を完全再録して連載。さらに1979年の創刊号から、各号の表紙も連載形式で配信するほか、「いまさら人に聞けない”進撃の巨人”講座」や、最新のSNS系アプリの40オヤジらしい使い方がわかる「スグわかる&使えるSNS系探検隊」などの新規連載も立ち上げる。

もちろん、「Hot-Dog PRESS」ならではの色気は失わず、探偵稼業のかたわらバーを経営している妙齢の女探偵から、浮気継続10年超えの強者のエピソードや、これだけはやってはいけない浮気にまつわるNG集などを詳細に聴きこんだ「女探偵がこっそり教える上手な浮気の続け方＆ごまかし方」といった特集も。同誌によると「まだまだ遊びたい40オヤジの妄想に応えます！」とのことだ。