インテリジェンスは3月24日、求人情報サービス「an」主催の「第10回 アルバイト川柳」の入賞作品を発表した。応募された11,478作品から、グランプリに輝いたのは「俺落ちて 内定してた セルフレジ」だった。

前回同様に、TwitterやLINEなどのコミュニケーションツールを通じたエピソードのほか、今回は五輪やサッカーW杯などの世界的なスポーツイベントを織り交ぜた作品も多く、バリエーション豊かだった今年の「アルバイト川柳」。

特別審査員として参加したしずる村上純、ウーマンラッシュアワー村本大輔、フルーツポンチ村上健志らの審査によりグランプリに輝いたのは、時代の移り変わりをレジを擬人化する手法で表現した、少し切ない川柳だった。

各賞の受賞作は次の通り。

【グランプリ】
俺落ちて　内定してた　セルフレジ

【入賞】
777　お釣りがもたらす　幸福感
まかないで　貯金と脂肪が　たまったよ
イケメンの　ときだけチャーシュー　多く乗せ
新人に　やけに厳しい　元新人
お金より　大事なものが　そこにある

【10周年記念賞】
バイト代　アベノミクスは　いまだ来ず
ゆるキャラの　バイト決して　ゆるくない
飛ばずとも　レジェンドになる　四十越え
警備員　自宅警備の　成果見せ
領収書　切ってと言われ　ハサミ出す

【村純賞】
深夜レジ　創作ダンス　客と目が合う

【村本賞】
初めての　手荒れはバイトの　皿洗い

【村健賞】
失恋で　シフトが埋める　胸の穴