格闘技の試合“オナラ”で決着、技の応酬の中で顔へ放屁され戦意喪失。

2014/03/12 20:05 Written by Narinari.com編集部

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日本の柔道から発展し、グレイシー一族の活躍などで世界にその名が広まったブラジリアン柔術。絞め技や関節技の豊富さで、見る者をも楽しませてくれるのが大きな魅力の1つとなっているが、先日米国で開かれた大会で、思わぬ“飛び道具”によって相手がギブアップに追い込まれた珍決着の試合があったそうで、その様子を紹介した動画が米国で話題を呼んでいる。

この動画は、3月9日付でYouTubeに投稿された「Newaza Apparel - FARTED IN MY FACE (Fartoplata)」(//www.youtube.com/watch?v=03_YdfsOXO0)。投稿者や米FOXスポーツの説明によると、動画は3月8日にラスベガスで開かれたNAGA(北米グラップリング協会)という団体主催のトーナメント大会で撮影されたものだという。

動画は登場する選手2人が互いに膝を付き、技を仕掛けようと応酬している場面からスタート。しかし間もなく、下から仕掛けた白いシャツの選手が相手選手の右腕に足を絡めると、すぐに相手がタップをしてギブアップしてしまう。実は腕に足を絡めた後、相手の背中へと回り込み肩関節を決める「オモプラッタ」という技を狙っていた様子の白シャツの選手。ところが黒シャツの相手選手は、腕の決まり方も緩そうな段階でギブアップした上に、直後に嘔吐してしまったのだ。

なぜ彼はギブアップしてしまったのか、その理由は「オレの顔に屁をかけやがった」。決着後にレフェリーへ発した黒シャツ選手の言葉に、撮影者の周辺からも笑い声が聞こえる。動画でその瞬間の音は分からないが、白シャツの選手は相手の腕を取る直前、相手選手の体調を一気に崩すほどの臭いがする屁を発した様子。これで一刻も早くその場を離れたくなった黒シャツの選手は、嘔吐するほど気分が悪くなり、戦意を喪失してしまったようだ。

その後、しばらくその場を動けない黒シャツの選手は、レフェリーが持ってきた紙タオルをもらい、自らの汚物を掃除。負けた側としては到底納得のいく試合ぶりではなかっただろうが、技術や体力だけでなく、おならの臭いに打ち勝つくらいの精神力をも、格闘技の選手には必要なのかもしれない。

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